金髪くるくる、まるで天使のような頭の二十一歳のピアニスト、ニコライ・ホジャイノフ Nikolay Khozyainov。チラシの写真よりも当日は髪の毛が少し伸びていて、まるでポーキュパインが弾いているような横姿でした。
ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 Op.110
ラヴェル : 夜のガスパール
ショパン : 舟歌 嬰へ長調 Op.60、子守歌 変二長調 Op.57
リスト : ピアノ・ソナタ ロ短調
見た目はまだ幼い男の子だけど、彼の弾く夜のガスパールに魅了され、リストにBRAVO!アンコール曲もリストが続き、ブゾーニ:モーツァルトのフィガロの結婚の主題による幻想曲、半音階的大ギャロップを楽しそうに笑いながら軽快に弾いていました。
夜、子供たちを姉に託して急遽出掛けることにした東京のコンサートでしたが、非日常的な一歩を踏み出してよかった♪
とは言っても、まずは姉のマンションからどうやって外に出るのか判らずあたふたしまくり、その後は恐怖の電車。たかが30分だけど、見知らぬ人が近くにいすぎて全員危険者に見え、警戒しまくり。会場改札口で母を見つけた時は、ジャングルからやっと抜けだした子ねずみのようになっていました。
それでも素晴らしい音楽に満たされた帰路は余裕も出て、夜景撮影などしてみたり。
いつからかちょっと苦手になってしまった東京は、やはり刺激的な街でした。
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by eveharuka
| 2013-08-09 23:07
| music
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