eveのまいにち


by eveharuka

継承するというコト

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うろこ雲が美しい秋の日に、母方の祖母Fさんからダンボールが2箱届きました。
これでもか、というほどガムテープが厳重に貼ってありました。

なんでも手作りする93歳のFさんは、富士山を望む横浜の山の上に、今も一人で住んでいます。Fさんからのお手紙の表紙は庭の押し花、クリスマスカードは小さなフェルトオーナメントがくっついていたり、一つ一つ時間と気持ちを込めたハンドメイド。遊びに行くと、食べきれないほどの巻き寿司・お庭の野菜の天ぷら・自慢のグリーンピース入りだし巻き卵・母が苦手として家ではなかなか食べられなかったコロッケや揚げ物が大量に用意されています。食後はカゴいっぱいにこんもり盛ってある恐竜のミニぬいぐるみやテディベア、ニット帽、ポプリ袋、シュシュ、etc. その時々ハマって作ったものを好きなだけ持って行って!と出してくれます。

幼少から、姉と私にいろいろなお洋服を作ってくれて、娘達が産まれてからは双子におそろい服やおもちゃや着せ替え人形を、そしてつい先日までは息子のズボンなども。
でもさすがに目も手先も思うように動かなくなり、本人が謙虚に遠慮。その代わり、今回は彼女が長年育ててきたお庭の一部をぎっしり詰めて贈ってくれました。
【いちご・イチジク・グアバ・ヤーコン・蕗・三つ葉・みょうが・月下美人・ジンジャー・サクララン】

学生の頃、Fさん宅に泊まりに行っては夜中、二人でミルクティーを飲みながらひっそり咲く月下美人を眺めたのが懐かしいです。

「上手くいかなかったらまだまだたーっくさんあるから、すぐまた送るわよ!」と電話で元気に言ってくれたので、大好物のイチジクがウチの庭に実る日を夢見て、移植作業に精を出します。Fさんの植物と共に、手作りの生き方も継承していけたらと思います。
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by eveharuka | 2012-10-30 00:16 | garden